交通事故患者さんのジレンマ

現在通院中の方のお悩み
治療に来たいけど仕事を休めない・・・
休業補償が出たとしても、仕事を休むことで降格してしまうリスクがある。
降格すると給料が下がってしまう。
なので、痛みに耐えて仕事をしている。
でも忙しいのでリハビリに通えない。
そしてトドメが、お医者さんの態度が急に豹変して
まだ辛いのにも関わらず、「もう治ってるよ」っと言われる始末。
おそらくですが、たまにしか通院しないのに、痛みを訴え続ける事に対し、事故の対応を長引かせようとしていると勘違いされたのかもと思ってしまいました。
足にはシビレと感覚がない部分が残っていますし、片方の手の握力は、もう片方の半分程度・・・
後遺障害認定をしてもらうためにも、なんとしても整形外科の先生には状況を把握してもらいたいところです。
ここで問題なのが、きちんと通院できないことによって、現在の痛みの状態と交通事故との因果関係を証明できないことです。
当院に来院された時点で事故から2ヶ月が経過しており、
事故当初にシッカリと今後の対応についてお話できなかったのも要因です。
当院では腱反射や神経の検査、握力など整形外科検査も行っていますが、お医者さんが治ったと診断してしまえば、それを覆すのは容易ではありません。
今回の場合は、今までの通院履歴とその時にお医者さんから言われたことなどを詳細にメモに書き起こしていただき、弁護士さんに相談してもらうことにしました。
私としてもできる限りお力になりたいのですが、仕事を休めないという状況もわかるので、とても心苦しいです。
以前に交通事故に遭われた大工さんが「1日でも早く治してくれ」とおっしゃっていたのを思い出しました。
休業補償が出たとしても、その間休んでしまうと仕事が途切れ、体が治っても仕事が入ってこない状態になってしまうとのことでした。
お仕事を休めない状況もわかります。
でも、適切な処置ができずに慢性化すると、交通事故の処理がすべて終わった後にも事故のダメージを残しかねないです。
会社にも協力してもらって、なんとか時間を作ってリハビリできるよう祈っています。
あぁ辛い
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