セバー病、分離膝蓋骨、有痛性外脛骨の共通する原因

ご紹介で来院した野球少年。
1日に9時間練習する日もあるそうです・・・
中学1年生にはちょっとオーバーワーク気味かと思いますが、思い返してみると私も中学生の時はそんな感じでした。(サッカーでしたが)
なにかを夢中になってやるっていいですよね。
野球一筋で頑張っている彼は、根性ありそうな精悍な顔つきでした。
イケメンだし。
ただ、頑張りすぎの影響もあってか、かかとの成長痛であるセバー病(シーバー病)の徴候が出ていました。
また、生まれつき膝のお皿がいくつかに分かれている分離膝蓋骨という状態だったのですが、これ自体は痛みがなければ放置でいいのですが、今回は痛みが出てしまっています。
更に外脛骨(がいけいこつ)という骨が足首のところにあり、そこが炎症を起こして痛みを出していました。(この骨は15%程度の人にある骨で、無い人のほうが多いです)
これらの症状は、病院に行くと練習を休みなさいと言われる場合が多いです。
ただ、北海道の短い夏にたくさん野球を楽しんでほしいので、なんとかケアしながらオフシーズンまで持たせたいと考えています。
そこで、なんでこんなにいっぱい症状が出てしまったか?を考えた時に、それぞれに共通する原因として浮かび上がったのが「あしのゆび」です。 ※なんで足の指が影響するかは、長くなるのでここでは割愛します。
当院では「足から日本を健康に」というテーマで「あしづかみセラピー」を広める活動をしていますが、今回の施術前のカウンセリングは健康教室で行っている説明そのものでした。
外反母趾、浮き指など、スポーツをやっている活発な子どもたちでも、足の問題は非常に多いです。

今回は骨盤周りのストレッチをお伝えしましたが、次回からは根本解決に向けて足のトレーニングをお伝えしていきます。
練習前のストレッチでは骨盤周りをしっかりとウォームアップしてほしいので、丁度いいイラストが合ったので載せておきます。


あしゆびのトレーニングは、院内でレクチャーしますが、興味のある方は人数を集めていただければ、健康教室を開催しますのでお問い合わせください。
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