2021.6.3
昨日のお悩み相談
77歳男性「右股関節が痛くて歩けない」
運動のために毎日6,000歩を目安に歩いていましたが、ある日を境に右の股関節が痛くなり、歩けなくなってしまいました。
・痛くても歩かないと、この先どんどん歩けなくなってしまうのではないか?・病院に行ったら脊柱菅狭窄症と言われ、手術になってしまうのではないか?
などなど自分の状態がわからないために、様々な不安がよぎってしまいますよね・・・
検査したところ、幸い重症ではないと推測しました。
もちろん施術の効果が全く感じられなかった場合には、整形外科を紹介し、レントゲンやMRIでの検査とは考えていましたが、施術後はスタスタ歩けてたので大丈夫そうです。
今回は、骨盤内にある筋肉がカッチカチにつったような状態でしたので、やんわりユルユルにすることで痛みは軽減しました。
ただ、施術の際にご自身では意識していないのですが、ものすごく力んでしまっているんです。
「力を抜いて大丈夫ですよ〜」というとさらに力みが強くなる・・・
実は、骨盤の中の筋肉の状態よりも、こっちのほうが問題だと考えています。
無意識にいつも力が入った状態だと、疲れてしまいますよね。
筋肉がいつも力んだ状態だと、血管も潰されてしまい血流が悪くなってしまいます。
無意識に力が入ってしまう原因は、自律神経にあります。
この方の場合は、
・応急処置:骨盤内の筋肉をゆるめる
・根本療法:自律神経の安定化
が必要と考えました。
「歩けなくなるかも」と考えると、とても不安になりますよね。
原因を見つけて、今できることから始められれば、不安も減って自律神経が安定化してきます。
「歩けなくなるかも・・・」と不安なときは、焦って頑張りすぎて悪化させてしまう前にご相談ください。
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