「症状って悪者なの?」
2021.7.22
「症状って悪者なの?」
毎回施術の前には、どのように体調が変化してきたかを伺っています。
いつも来ていただいている70代女性の患者さん
当初は右のスネのシビレが辛くて来院されました。
来院を続けていくうちにもともとのスネの症状はすっかり改善されました。
今では月1回のメンテナンスで通われているのですが、
来院されるたびにションボリしながら「腰が痛かった」とか「元気が出ない」など教えてくれます。
1ヶ月大変でしたね
とは思いますが、お話を伺っていくと・・・
「前回の施術後に元気になってたくさん庭いじりをした。」
「暑くてちょっと冷たいものを飲みすぎた。」
など今回の症状に関連していそうなエピソードがたくさん出てきました。
教えていただいた内容を、言葉を変えて言い換えてみると。
「元気になったから、たくさん庭仕事ができた!」
「元気が出ないのは、冷たいものを取りすぎて、内臓が冷えていると体が教えてくれているサイン」
そう説明すると、気持ちがちょっと楽になったそうです。
症状が出てしまったときに、「困ったなぁ」「辛いなぁ」と思ってしまうのは仕方のないことです。
でもちょっとだけ思考をプラスして、
「元気だったから動きすぎちゃったのかな?」
「大変だったけどなんとかできたから体が疲れちゃったのかな?」
「この症状は体からのどんなサインなのかな?」
って一緒に考えてみましょう!
振り返ってみると、気持ちが楽になることもありますよ。