「腸活」と姿勢の関係
2021.6.1
最近「腸活」が流行っていますがご存知ですか?
テレビCMやweb広告で「生きて腸に届く」「プロバイオティクス」とか「乳酸菌」「腸内フローラ」などなど
気にしてみるとたくさん情報があふれています。
腸内環境を整えることはとても大切です。
食べたものを消化吸収し、体を作ることはもちろん。
最近の研究では精神面にまで影響があることがわかっています。
腸脳相関と言って、腸内環境が脳の働きに影響を及ぼすという研究もあります。
また、「デブ菌」や「ヤセ菌」など、ダイエット関連や、最近では免疫に関することでも注目されています。
「腸活」の多くは、食べ物やサプリメントで行うものが主流のようです。
ビフィズス菌や乳酸菌などのサプリメントは、口から摂取しても胃酸で死んでしまい、腸まで届かないものもあります。
また、発酵食品なども腸活に有効ですが、シーボ(少腸内細菌異常増殖)という状態の方にはかえって悪影響を及ぼす場合があります。
とりあえずやってみたけど、結果が思わしくない場合は、腸活の専門家からアドバイスをもらうことが必要です。(当院でもカウンセリングを行っていますので、お問い合わせください。 オンラインカウンセリングも可能です)
そして当院では「腸活」をする上で重要視していることがもう一点あります。
それが
「姿勢」です。
実は「姿勢」が悪い状態で「腸活」を行っても効率が悪いんです。
「腸活」では腸内細菌を良い状態に保つことが重要ですが、
腸そのものも元気にすることが、大切です。
腸が元気になるためには、腸への血液の流れが大切です。
血液の流れをコントロールしているのは「自律神経」です。
「自律神経」は血管の太さをコントロールして、腸への血液を増やしたり減らしたりしています。
この自律神経は背骨に付着しています。
ということは・・・
姿勢が悪いと自立神経が乱れて、腸への血流が悪くなってしまうんですね。
ということで、「腸活」でなかなか結果が出ない方は、姿勢にも意識を向けてみてくださいね。
いつでもご相談お待ちしてます。