「熱中症と気流」
2021.7.26
本日頂いたご相談
患者さんの行きつけの飲食店の方(一人で切り盛りされています)
先日お仕事中に具合が悪くなり、病院へ行かれたそうです。
店内は冷房が効いていても、厨房は・・・
想像しただけでも大変そう。
患者さんが、OS-1を差し入れて、それをゴクゴク飲んでしのいでいるそうです。
お客さんの流れが途切れないときに、頑張りすぎて水分補給が間に合わなかったり、
厨房の温度が高くなってしまったりと予測されます。
もと空調の設計マンとしては、厨房の空気の流れをチェックしたいところですが、
まずはサーキュレーターを何箇所かに順次配置し、
少しでも厨房内の温湿度環境が改善されるよう
トライアンドエラーしてほしいとお伝えしました。
汗をかいても、その汗が気化しないとカラダの温度は下がりません。
また、直接的に風を当てすぎると体温を下げる効率が良くなりすぎて、
冷え冷えになって逆の問題が発生してしまうこともあります。
ん〜難しいですね。
扇風機を直接当てるのも気持ちいいのですが、
冷房や風が直接当たるのが苦手な方は、
サーキュレーターで部屋の空気をゆっくり動かすのが
オススメです。